ワンナイト・ショパン

 昨夜、作家の平野啓一郎さん、ピアニストの小山実稚恵さんによるトークと演奏のワンナイトショパンというコンサートに出かけました。平野さんの豊富な知識と雄弁なトークに惹きこまれ、ショパンの魅力と人間像を想像した後、お二人のトークを聞き、小山さんのすっっっっっばらしい演奏を聴くといった私も初めての新しいスタイルのコンサートでした。小山さんは以前から尊敬する大好きな日本人ピアニストでしたが、もーーーホントに温かい人間性とピカ一のテクニック、素晴らしすぎてまぶしかったです。この温かさと洗礼された音楽性を実現するテクニックの点から、非常に勉強になることが多々ありました。身体の安定感、脱力、無理のないフォルテ、細やかなパッセージの軽やかさ、集中力。興奮して小山さんのショパンの24の前奏曲のCDを購入しサインしてもらいました。丁寧に書いてくださり、握手をしていただきました!御利益がある(ピアノが上手くなる)といいな。ショパン、シューマンYearも残り1カ月です。