仲道郁代 with 響ホール室内合奏団 ~甘美なるフォルテピアノの響き~
聴きに行きました。フォルテピアノの希少なコンサートで、満席&駐車場も満車(焦った)の大盛況。演奏&レクチャーの面白い企画♪
フォルテピアノとは、現代のピアノの前身の楽器。現在のモダンピアノのような金属のフレームなどは使われておらず、ヒョイと持ち上げられるほど華奢。ハンマーも小さくてかわいい。鍵盤の幅も狭く音域は5オクターブ。このフォルテピアノはモーツァルトが生きていた時代のフォルテピアノを複製したもの。強弱の幅は狭いですが、なんとも味があって上品な音。馬力の無さ、音量の小ささ、は案外気にならず、耳が慣れてきました。
モーツァルトの時代の演奏会ってこんな雰囲気だったのかな~、と演奏を聴きながらタイムスリップ。この時代の作曲家の頭で鳴っていたピアノはこんな音色だったんですねぇ。
仲道さんはNHKのピアノ講座でご存じの方も多いかと思います。わかりやすく丁寧に楽器の説明もしてくださいました。映像や写真で見るより、小柄。女性らしい優しい雰囲気。
・・しかし、フォルテピアノの音色に耳が馴染んで帰る→家のピアノを練習→自分のピアノが野蛮&暴力的に聴こえる・笑
コメントをお書きください